保険やローンについて

自動車を購入すれば、必ず行うべきものがあります。たとえば、税金の支払いが典型的なものです。日本車でも輸入車でも変わりはありません。自動車税もしくは自動車重量税などが代表的な税金であり、車の所有者であれば、それらを支払うようになります。また、保険も自動車を購入すれば、少なくとも強制の自賠責保険に加入しなければなりません。

輸入車の買取でも、それらが関わるようになります。たとえば、自賠責保険であれば、強制であるため、自賠責保険証の提出が必要です。必須種類の中にも含まれています。業者からすれば、保障期間が有効か否かも、重要であるようです。保障期間が切れている自賠責保険では、日本の道路を走行できません。仮に保障期間外のものであれば、購入希望者に、その旨を伝え、購入時とともに加入してもらうようになります。しかし、保障期間が続いているのであれば、それもまた、重要な情報源となります。そのためには、もとの所有者から自賠責保険証を手に入れておくことが大事になるのでしょう。また、強制のほかに、任意があるのも、自動車保険ならではです。これらについては、別な車に引き継ぐことも可能なようです。結局は、保険会社の意向によるようですが、一般的には、車が変わるからと言って、任意保険を変える必要はないようです。

ただし、同じ保険では嫌だということであれば、契約を終了することも可能です。その際、保険料のことについても、確認が必要でしょう。さらに、気になるのがローンもあるかと思います。日本車でも輸入車でも、ローンを使って購入している人が多々いることかと思います。そうなれば、ローン半ばでも、該当の車を売却したい時もあることでしょう。結論から言えば、ローン半ばでも、売却ができます。もちろん、輸入車の買取であっても同様です。しかし、重要であるのが、残金があるケースです。法律上では、債務者の名義変更が可能であるため、買取業者が新たな債務者となることもできます。けれども、一般的には、そういう仕方をしないようです。買取価格で残金を支払う制度があり、全額賄えなければ、足りない分を負担するようになるようです。

以上、輸入車の買取と保険あるいはローンとの関係ですが、実際の買取の際に、きちんと確認しておくことも、重要なことであると思います。